宇宙や地球は生きとし生けるものの世界の宝

世界の二大強国の核兵器の競争は終熄したが、独立国家の内戦は続発し、当事者の宗教国家は何故、人が犠牲になる愚かさに気付かないのか。それとも気付いていても、それを止めることは、国家存立基礎を危うくするとの愚考から、気運に任せ蛮行を続けているとしか思えない。

宗教は人を信じるのでなく神(「火、水」)を尊び感謝し空気の恵を受けている事を忘れているのではないでしょうか。
古人の哲学者は「火、水」の恵みによって生物が生まれ物質の有り難さを悟り私欲を捨て布教に生涯を捧げたのが宗教家であります。
此の理念を理解しないで個人の宗教家を信じるから、信者の争いが起こる。
宗教団体が個人の宗教家の名や、私の宗教団体を布教するのでなく、自然の恵と「火、水」の大切さや人命尊厳を垂訓してほしいと思います。

合氣道創始者植芝盛平翁先生は御昇天するまで、世界平和の基礎を創らんと合氣道の道文を解き実技で指導されたのであります。
科学と人類の叡知や精神は、車の両輪と同じで、化学や欲望が進み過ぎると、自然や宇宙を破壊し、人類や生物に異変が起きて来る。
それら行き過ぎを是正する能力を人類は持っている。人類は自然を破壊してはならない。私欲に走ら
ず自然や資源を使い捨てにせず、生かし守り育てるのが人類の使命であると思います。

世界の未開の社会を眺めても、貧しい生活でも明るさはある。それは互いに助け合う「愛」の精神があるからだと思います。人類は、生きとし生けるものを愛し、世界平和に貢献して、内戦や飢えのない世界に、人類が努力精進して下さる事をお祈りします。
                       
             

               

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